一般住宅のバルコニーで使用される防水工事の種類について解説
こんにちは!
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修理や掃除を含む雨樋工事や雨漏り修理、屋根工事を手掛けております。
屋根に関するお仕事が大半ですので、屋根工事に関してはお任せください。
「一般住宅のバルコニーで使用される防水工事の種類」ってどんなものがあるの?
このような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は「防水工事」について、ご解説いたします。
バルコニーの防水工事をご検討中の方々の参考にしていただけますと幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
防水工事の種類
一般住宅のバルコニーで使用される防水材にはさまざまな種類があります。
以下に、一般的に使用される主要な防水材を説明します
① リキッドアプライド防水: リキッドアプライド防水は液状の防水材料をバルコニーの表面に塗布する方法です。
乾燥すると、防水膜が形成され、水分の侵入を防ぎます。
主なリキッドアプライド防水材料には、以下のようなものがあります。
- ウレタン系:耐久性が高く伸縮性があり、様々な気候条件に適応できます。また、色や仕上げが選択可能です。
- アクリル系:環境に優しく紫外線に強い防水材料です。ただし、耐摩耗性や耐久性はウレタン系に劣ります。
- セメント系:セメントと防水剤が混ざった材料で耐摩耗性が高く、構造物に適用しやすいです。しかし、伸縮性が低いため、ひび割れが発生しやすいことが欠点です。
② シート防水(防水メンブレン): シート防水は防水性能の高いシート状の材料をバルコニーの表面に貼り付ける方法です。
以下は、一般的なシート防水材料の例です。
- ビットーメンシート:アスファルトをベースにした防水シートで耐久性が高く、一般的なバルコニー防水に適しています。
- ゴムシート(EPDM):ゴムをベースにした防水シートで耐候性や伸縮性が高く、環境にも優しいです。
- PVCシート:ポリ塩化ビニール(PVC)をベースにした防水シートで、耐久性が高く、薄くて軽量で施工が容易です。
③ タイル防水: タイル防水は防水性能の高いタイルをバルコニーの表面に敷設する方法です。
防水タイルの下には、防水膜やリキッドアプライド防水が施されることが一般的です。
タイル防水は美観を維持し、耐久性がありますが、施工が他の方法よりも手間がかかることが欠点です。
タイル防水を行う際には、以下のポイントに注意する必要があります。
- 防水膜の適切な設置:タイルの下にはリキッドアプライド防水や防水膜を施すことで、さらなる防水性を確保します。これにより、タイルとその下の構造の間に水が侵入することを防ぎます。
- タイルの継ぎ目のシーリング:タイル同士の継ぎ目にはシリコンやポリウレタンなどのシーリング材を使用して、隙間を埋めることが重要です。これにより、継ぎ目からの水の侵入を防ぎます。
- 適切な排水システム:タイル表面に水が溜まらないように、適切な傾斜や排水システムを設計することが重要です。これにより、水が効果的に排出され、バルコニーの防水性能が維持されます。
これらの防水材料や方法は、それぞれのバルコニーの状況や要件に応じて選択されます。
また、劣化や損傷がある場合は適切な修復や補修を行うことが重要です。
どの防水材料を使用するかを決定する際には、耐久性、コスト、施工の容易さ、および外観を考慮し、最適な選択肢を選ぶことが重要です。
また、専門家に相談することで、そのお家に適した最適な防水方法や材料を選択できるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事は「一般住宅のバルコニーで使用される防水工事の種類」について執筆しました。
この記事が防水工事をご検討されてる方の参考になっていただけると嬉しく思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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