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屋根リフォームの時期目安!施工別の費用相場についても解説

屋根をリフォームしている様子

 

家の築年数が長いと、雨漏りや耐久性が不安になり、屋根のリフォームを考えることもあるでしょう。しかし、リフォームは何年程でするものなのか、費用はいくら必要かなど、わからないことが多いです。そこでこの記事では、屋根の種類ごとのリフォーム時期や、施工別の費用相場について解説します。

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屋根の種類ごとのリフォーム時期

屋根の種類ごとのリフォーム時期を、6つご紹介します。

 

  • スレート
  • ガルバリウム鋼板
  • トタン
  • 銅板
  • セメント瓦
  • 粘土瓦

 

それぞれについて解説していきます。

スレート

スレート屋根は、5〜15年程で塗装、10〜35年程で葺き替え工事をするのが目安です。デザインやサイズ展開が豊富なので、近年屋根の素材で最も多く使用されています。しかし、他の種類に比べると耐久性が劣り、比較的早いスパンでのメンテナンスやリフォームが必要です。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板は、10〜25年程で塗装、20〜40年程で葺き替え工事をするのが目安です。スレート屋根に比べると耐久性が高く、メンテナンスの頻度も少なくなりますが、海の近くなどでは鉄が錆びてしまうこともあります。そのため、錆びに強い塗料でメンテナンスをすると、劣化を抑えるのに効果的です。

トタン

トタン屋根は、5〜10年程で塗装、5〜20年程で葺き替え工事をするのが目安です。屋根材の中では最も安価に施工できる素材ですが、その分耐久性は他の種類に比べて劣ります。寿命が短いため、塗装などのメンテナンスをしっかり行うことが大切です。

銅板

銅板屋根は、塗装の必要がなく、寿命も60年程と屋根材の中でも耐久性が優れています。しかし、中に使う防水シートは20年前後が寿命なので、その時期に一度メンテナンスをする必要があります。また、素材が優れている分、初期費用の負担が大きいのがデメリットです。

セメント瓦

セメント瓦の屋根は、10〜20年程で塗装、20〜40年程で葺き替え工事をするのが目安です。粘土瓦に比べると価格が安く、断熱性が高いのが特徴です。しかし、近年は製造が終了しているため、葺き替えの際は別な素材を検討する必要があります。

粘土瓦

粘土瓦の屋根は、塗装不要で、30〜60年程で葺き替え工事をするのが目安です。屋根材の中で最も耐久性に優れおり、デザインや機能性も高い素材となります。しかし、価格が高いので、新築時と葺き替え時にはまとまった予算が必要です。

リフォーム方法別の費用相場

リフォーム方法別の費用相場を、以下の3つより解説します。

 

  • 重ね葺き
  • 葺き替え
  • 塗装

 

それぞれについて解説していきます。

重ね葺き

重ね葺きとは、古い屋根の上に新しい屋根を重ねるリフォーム方法です。相場は50〜200万円程で、業者や屋根材の種類、大きさなどで価格差があります。葺き替えよりも費用を抑えることができ、工期も早く済みます。しかし、使用できる屋根材が限られていることや、新しい屋根を重ねることで重量が増して、耐震性能に影響が出ることもあるので、施工の際は業者と十分な打ち合わせを行いましょう。

葺き替え

葺き替えとは、元々あった屋根を外して、新しい屋根に取り替えるリフォーム方法です。相場は70〜250万円程で、重ね葺きと同じく、業者や屋根の種類、大きさなどで価格は変わります。屋根を全て取り替えられるため、根本的に修理ができて施工後の耐久性も高いです。しかし、費用負担が大きいので、複数業者から見積もりを取って価格交渉をするなど、工夫して施工費用を抑えることが大切です。

塗装

塗装は、屋根の表面に塗料を塗るリフォーム方法です。相場は15〜80万円程で、業者や塗料の種類、屋根の大きさなどで価格は変わります。塗装することで、屋根材の防水、防腐効果を高めるとともに、見栄えを整えることができます。しかし、重ね葺きや葺き替えと違い、屋根を修理する方法ではないので、あくまで寿命を伸ばすためのメンテナンスと考えましょう。

屋根のリフォーム方法は状況に合わせて選びましょう

屋根は定期的に塗装などのメンテナンスをするとともに、種類によって数十年に一度リフォームをする必要があります。その際、住んでいる地域や自然災害の有無によって屋根の状況は変わるため、リフォーム方法は屋根の状態に合わせて選びましょう。

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