瓦の屋根についてる【 鬼瓦 】ってどういう役割があるの?
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屋根に関するお仕事が大半ですので、屋根工事に関してはお任せください。
「瓦の屋根についてる【 鬼瓦 】ってどういう役割があるの?」
このような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は「鬼瓦」について、解説いたします。
ぜひ最後までご覧ください。
そもそも鬼瓦はいつ誕生したの?
鬼瓦は江戸時代に誕生した屋根の装飾品です。
その名前の由来は、鬼の形をしているからです。
鬼は古くから悪いものから人々を守る存在とされていました。
そのため、屋根に鬼の形をした鬼瓦をつけることで、悪いものから建物を守るという意味が込められていました。
鬼瓦の役割は?
鬼瓦の役割は以下のものがあります。
① 雨水の逃げ道を作る役割
鬼瓦は、屋根の端っこに取り付けられ、屋根の斜面から落ちた雨水を受け止め、下に流す役割があります。
鬼瓦にはその形状から雨水がたまりにくいように工夫がされており、雨漏りを防止する役割も担っています。
② 風通しを促進する役割
鬼瓦には、その特徴的な形状から風が通り抜けやすくなっています。
風が通り抜けることで屋根裏にこもった湿気を逃がしたり、暑さを緩和する役割があります。
③ 建物の装飾や風格を演出する役割
鬼瓦は建物の屋根に付けることで、その建物の雰囲気や特徴を強調する効果があります。
また、鬼瓦自体が芸術的なデザインになっているものもあり、建物の美しさを高める役割も担っています。
以上のように鬼瓦には建物の屋根を保護する役割だけでなく、風通しや建物の装飾にも役立つ重要な役割があります。
まとめ
いかがでしたか?
瓦屋根に当たり前のようにある鬼瓦ですが、実は鬼瓦にはさまざまな役割があるんですね。
今回の記事は「瓦の屋根についてる【 鬼瓦 】ってどういう役割があるの?」でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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