空き家のリフォームは自分でできる?メリット・デメリットを解説
空き家は人が住まない間に劣化が進みやすいため、活用する際はリフォームを行う必要があります。近年では空き家を自分でリフォームする動きが良く見られますが、業者に依頼せずに行うリフォームにはデメリットもあるので注意が必要です。本記事では空き家のリフォームを自分で行うことについて、メリットとデメリットをご紹介します。
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空き家のリフォームを自分で行うメリット
空き家のリフォームを自分で行う場合の3つのメリットをご紹介します。
- コストを抑えられる
- 自分のイメージを具現化しやすい
- 自分のスケジュールに合わせられる
コストを抑えられる
自分でリフォームを行う場合の大きなメリットとして挙げられるのが、コストを抑えられることです。業者に依頼しないため、手間賃が発生しません。また、ホームセンターなどで値引きされていたり、フリーマーケットアプリなどで販売されていたりする安価な設備や商品を選ぶことも可能です。
自分のイメージを具現化しやすい
業者にリフォームを依頼した場合、完成イメージが相手に上手く伝わっていないと、思っていた仕上がりにならないことがあります。自分でリフォームを行えば、イメージを具現化しやすいメリットがあります。また、途中で軌道修正しやすいことも利点の一つです。
自分のスケジュールに合わせられる
自分のペースに合わせられるのも、自身でリフォームを行うことのメリットです。できるだけ早く完成させたい場合は日数を詰める、とことんこだわりを追求したいのであれば、ゆっくり時間をかけるなど自分のスケジュールに合わせて工期を調整できます。
空き家のリフォームを自分で行うデメリット
自身でリフォームを行う場合、以下のデメリットがあるため注意が必要です。
- プロ並みのクオリティにするのは難しい
- 完成まで時間がかかる
- 不具合を見逃してしまうことがある
- 高所のリフォームは危険が伴う
プロ並みのクオリティにするのは難しい
自分でリフォームを行う場合、プロの業者と比べると完成度は劣ってしまいます。リフォームした空き家を賃貸やシェアオフィスなどとして貸し出す場合、クオリティ面でトラブルが発生する恐れがあるので、注意が必要です。
完成まで時間がかかる
リフォームを自分で行うメリットのひとつにスケジュールの調整をしやすいことが挙げられます。ですが、素人による作業なのでどれだけ急いでも業者が作業するよりも時間がかかってしまいます。特にリフォーム中に方法が分からない場所があったり、難しい作業があったりする場合は、作業が進まず完成まで大幅に時間がかかってしまうケースもあります。
不具合を見逃してしまうことがある
素人がリフォームを行う場合、途中で破損があったり、不具合が発生したりしても気が付けないことがあります。不具合を見逃してしまうと、家の劣化スピードが速まったり、雨漏りなどの被害が発生したりする恐れがあります。
高所のリフォームは危険が伴う
屋根や外壁の高い部分など、高所での作業は危険が伴います。足を踏み外したり滑ったりして高所から落下すると、重篤な怪我に繋がる恐れがあります。打ち所が悪ければ死亡するケースもあるので、高所のリフォームは自分では行わず、プロの業者に依頼することをおすすめします。
空き家のリフォームは活用方法や期限に合わせた方法で行おう
空き家のリフォームを自分で行う場合、コストを抑えられたりイメージを具現化しやすかったりするメリットがあります。一方、素人による作業なので、クオリティはどうしても低くなってしまいがちです。自分で住む分には問題ありませんが、人に貸し出す場合はトラブルが生じる可能性があります。
また、不具合に気が付けないまま工事を進めてしまい、後々重大な被害に繋がる恐れもあります。さらに高所のリフォームは危険が伴うため、空き家をリフォームする際は、活用方法やリフォーム箇所によっては業者に依頼することも選択肢に入れるようにしましょう。
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